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わたしたちについて

野生動物たちがありのままに生きることが出来る社会を実現していくこと。

劣悪な環境におかれている野生動物の福祉と権利の向上に努めます。
環境教育を通じて、野生動物の本来の姿や共存について市民と考える機会をつくります。

種ごとの生態や習性だけでなく、それぞれの動物たちの性質や意思、相性など、個々の存在を尊重します。

わたしたちは小さな団体です。出来ることを、地道に続けていきます。
地元や近隣地域に目を向けた活動を主軸とします。

野生動物や自然生態系のことの多くは明らかになっておらず、誤った認識も多々あります。
国内外の新しい情報や研究に関心を寄せ、精査し、知識や思考を更新していきます。

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Muiという団体名は、「自然のままに生きること」を表す“無為自然(むいしぜん)” から来ています。
本来、この言葉は人間の生き方について使われます。これは、野生動物たちは無為自然に生きているという前提があるからこそ。

今、開発や娯楽などを目的とした人間活動により、彼らの暮らしは非常に過酷なものとなっています。果たして、無為自然に生きることが出来ているでしょうか。

感覚を持ち、個性があり。他者と関係しあい、意思を持って生きる野生動物たち。彼らが、自然のままに、自分らしくいられるように。そう願いを込めました。

共同代表 | 山本

身近な野生動物に関心を寄せる子ども時代でした。
小学校の授業で「外来生物」の排除について習い、疑問を持ち始めました。その後、大学で専攻した海洋生物学を通して、遺伝子や個体数を重視する生物学への違和感が募っていきました。
また、この頃に傷病鳥獣の救護活動に関わり、個々の存在に目を向ける大切さを学びました。
卒業後は自然保護団体に就職し、主に調査員・環境教育の指導員として活動。自然環境や野生生物に配慮し共存する社会の実現には、教育が重要であると考えています。

共同代表 | 進藤

物心ついた頃から、アフリカの野生動物に興味がありました。
動物たちを取り巻く問題について学ぶため、南アフリカ共和国とタイの野生動物救護センターでボランティアに参加。その後、南アフリカの大学で自然保護について学びました。
帰国後に自然保護団体で働き始めたことから、日本の自然環境や野生動物の現状に危機感を持つように。
致死的方法を選択しない農業に関心を持ち、山本と共に国内外の慣行農・有機農・自然農・パーマカルチャーに取り組む農家のもとで経験を積みました。