幼いニワトリを保護しました

2024年6月、車で峠道を走行中、道路脇に幼いオスのニワトリが歩いているのを見かけました。
交通量が多く、今にも事故に遭いそうな状況でしたが、他の通行者の方やニワトリさん自身の協力もあって、無事保護することができました。

警察署の方と相談し、保管期間中の自宅保護を申し出ました。その際、「ニワトリが他の鳥類と触れ合わないようにすること」等の条件がありました。
※飼育下にあったと考えられる動物は「拾得物」扱いとなるため、3か月間の保管期間が設けられます

鳥類を診察している獣医師の方に診ていただいたところ、気になる点はあるが、ひとまず様子見しましょう、ということに。その後の経過観察で、懸念していた病気等は現れず、獣医師と共に安堵しました。

結果的に遺失者は現れず、私たちのもとで暮らすことになったニワトリさん。「しそ」という名前を贈りました。
しそちゃんとの出会いは、ニワトリのように所謂「家畜化」された動物のほか、飼育下にある野生動物の遺棄・逸走に関して、深く考える機会を与えてくれました。

しそちゃんにとってより良い生活環境を整えることに、これからも努めたいと思います。